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2025年3月1日、渋谷区立宮下公園にて開催された駐日ブルガリア共和国大使館と渋谷区共催の「マルテニツァ2025」にて、芸能山城組がブルガリア合唱を披露しました。
このフェスティバルは、3月3日のブルガリア国民の春祝日「ババ・マルタ」を祝うもので、ブルガリアの健康のお守り「マルテニツァ」を身につけて春を迎えました。
イベントは、マリエタ・アラバジエヴァブルガリア共和国特命全権大使を始め、渋谷区長長谷部健氏、渋谷観光協会理事長小池ひろよ氏、日本ブルガリア協会理事長猪谷晶子氏による開会の挨拶で幕を開け、演奏プログラムでは、ブルガリア文化を敬愛するパフォーマーたちによるブルガリアの民謡や舞踊が披露されました。
数百人の来場者が集まる中、芸能山城組は、ブルガリア合唱の再現に世界で初めて成功したレパートリー「陽は沈む」を始め、「ピレンツェのうた」「カライ・モーメ」など合計5曲を披露しました。

芸能山城組は1968年、前身の「ハトの会コーラス」においてブルガリア人以外によるブルガリアン・ポリフォニーの演奏に世界で初めて成功し、芸能山城組に改組後、1976年からブルガリア合唱などを収録したレコード「地の響」をはじめ複数のアルバムをリリースしています。
同年から毎年開催の「ケチャまつり」でブルガリア合唱を披露し、合唱を通じてブルガリアと日本の国交を深め、日本ブルガリア外交関係再開50周年記念・交流コンサート「ブルガリア音楽・舞踊の夕べ」(後援:駐日ブルガリア共和国大使館)をプロデュースするなど、ブルガリア合唱の魅力をひろく伝えています。